プーチン大統領の東京訪問は2014年秋に予定されていたが、ウクライナ危機をめぐる国際環境の複雑化により、実現しなかった。会談は翌年に持ち越されたが、具体的な日取りは決められていない。
菅官房長官は会見で次のように述べた。「日露首脳によるハイレベル会談は極めて重要で、我々はプーチン大統領の訪日に向けた作業を進めていく」。
菅長官はまた、国家安全保障局の谷内局長とロシア国家安全保障会議のパトルーシェフ書記の会談でも、ロシア大統領の東京訪問について討議がなされたと明かした。またこの会談では安全保障に関する様々な事柄も議論されたという。
詳細は明かされなかった。
日本の岸田外相のモスクワ訪問についても、まだ日取りは決まっていない。外相の訪ロはロシア大統領訪日のためのステップのひとつと見なされている。