「キエフおよびオタワの多くの情報提供者によれば、警察に追われていたある抗議活動家が、大使館の警備にカナダの旅券を提示した。ドアが開くと、彼に続いて、他の活動家が上がりこんだ。彼らは棒や舗石で武装していた」と同紙。
駐ウクライナ・カナダ大使ロマン・ヴァシュク氏は取材に対し、カナダ旅券の保有者は「抗議勢力に何らかのかかわりを持っていた」と述べている。また大使は、抗議勢力が大使館のメイン・ロビーに一週間にわたり滞在していたことも認めた。この事実はこれまでカナダ政府から発表されたことはなかった。
駐ウクライナ・カナダ大使ロマン・ヴァシュク氏は取材に対し、カナダ旅券の保有者は「抗議勢力に何らかのかかわりを持っていた」と述べている。また大使は、抗議勢力が大使館のメイン・ロビーに一週間にわたり滞在していたことも認めた。この事実はこれまでカナダ政府から発表されたことはなかった。
大使はまた、抗議勢力は滞在中、建物に何らの損傷も出さなかった、と述べた。「聞いたところでは、それは数日間続き、彼らは立ち去り際、花を置いていったらしい」と大使。
一方、ウクライナ内務省の消息筋によれば、「内部に入るのに、さしたる障害はなかった。警備もそう多くはなかった。当時カナダは政府より抗議勢力にシンパシーを寄せていたのだ」とのこと。
ウクライナ内務省は2014年2月、過激派がカナダ大使館に押し入り、破壊行為を行った、と発表した。また警察は、犯人らはトラックを盗み、それを群集に突っ込ませ、3人を死亡させ、のちトラックは炎上した、とも発表した。