中国国家統計局の報告書には「前提的な試算では2015年第2四半期のGDP成長率は7%になる」と書かれた。中国では第1四半期のGDP成長率も7%だった。
報告書では、政権のとった措置が功を奏しており、第2四半期の基礎的経済指標から、経済成長は安定し、強化にむけた準備が整ったことが記されている。
国家統計局のシェン・ライユン公式報道官は記者会見で報告書を発表した中で、第2四半期にこの数値が達成されたのは容易ではなかったとし、全ての指標は「正確な
ものであり、水増しされたものではない」と断言している。
昨年2014年、中国のGDP成長率は7.4%で過去25年で最悪の数値となった。2015年3月、李克強首相は、政府の2015年のGDP成長率を7%前後としていた。