リャシコ党首は、ポロシェンコ大統領をマフィアで、汚職にまみれた専制君主で戦争を操り、金儲けをしていると非難した。
リャシコ氏はポロシェンコ大統領に対し、辞任を拒否した場合、新たな「マイダン」を起こすと威嚇している。
「今日を境に、ポロシェンコ氏は私にとっては大統領としては存在していない。これは大統領ではなく、マフィアの首領であり、汚職を行う者であり、専制君主であり、法を犯す者、破廉恥な闇屋で戦争で一儲けしている。」
「我々は弾劾のプロセスを獲得する。この法を採択する。弾劾法案が通らなければ、『マイダン』が起きるだろう。『マイダン』はこのポロシェンコを退陣させる。」
リャシコ党首はウクライナに出来上がった情勢およびポロシェンコ氏が行う政治について「これは断末魔の苦しみだ」と評し、「ポロシェンコは現実感覚を失った」と付け加えている。
リャシコ党首がポロシェンコ大統領を威嚇したのはこれが初めてではない。今年7月、リャシコ氏は、専制君主に様変わりしたとして、大統領を「フォーク(干草を集める農具)に突き刺して行政から追い出してやる」と豪語していた。
これより以前、キエフでは大統領の退陣を求める大規模な抗議行動が行われたばかり。都心には数千人が圧町、キエフ政権の政策に異議を唱えた。