会談は非公開で実施され、計画されていた時間を1.5倍上回った。会談開始は現地時間で17時5分。
プーチン大統領はオバマ大統領との会談終了後、記者団に対し、会談はオープンな雰囲気で行われ、ウクライナ、シリア情勢についてのビジョンを詳細に語ったことを明らかにした。
またプーチン大統領は、ウクライナ、中東情勢について話し合ったなかで、オバマ大統領とは多くの立場が一致していたと指摘した。
プーチン大統領は会談では重要なテーマとして「イスラム国(IS)」についても取り上げられたと語っている。
プーチン大統領は会談を有意義で胸襟を開いたものだったと評価する一方で、露米関係については残念ながらかなり低いレベルにあると指摘し、ただしこれはロシア側の発案ではなく、ロシアとしては常に対米関係の発展、再開の構えだとコメントしている。