「主要核大国の一角であるロシアは抑止ファクターとして同兵器の改良を行なう。核の3要素はわが国の核安保政策の根幹をなしている」とプーチン大統領。
プーチン大統領は、米国の欧州における戦術核兵器はロシアにとって、ロシアが米国にとって脅威であるよりも大きな脅威である、と見ている。
「今これは無論危険なものだ。なぜか?なぜなら、わが国の戦術核兵器は、米国に対して戦略的性格を持っていない。それは米国領土に届かない。しかし米国の欧州における戦術核兵器はわが国領土に届く。この意味で、それは戦略的性格をもち、我々にとって戦術核兵器よりも大きな脅威となっている」とプーチン大統領。