「トルコ指導部は、テロリストらに攻撃を行っていた我々の爆撃機を撃墜するという軍事犯罪を犯しながら、ロシアに対し説明を試みず、保護を求めてNATO本部に駆け込んだ。これは非常に奇妙に見えることだし、トルコにとって屈辱的なことに思える」とプーチン大統領。
プーチン大統領は、トルコとの間に起こった問題は、トルコがNATOの一員であることとは無関係である、と述べた。
「トルコはNATOの一員だ。しかしこの一件はそのこととは無関係だ。誰もトルコを攻撃したわけではないのだ」とプーチン大統領。
「繰り返すが、NATOは攻撃に対して加盟国を守るものだ。しかしトルコを誰も攻撃はしていない。トルコに世界のどこか、近隣諸国における利害関係があったら、NATOはそれを保護し、その利益を保障しなければならないとでもいうのか?ドイツなどNATOの他のメンバーが、トルコが近隣領域を獲得する手助けをしなければならない、などと?」とプーチン大統領。