ロシア文化フェスティバルは2006年から行われており、この間の来客数は1300万人以上だ。
今年のフェスティバルでは、ロシア芸術の最も多種多様な面とジャンルが日本で上演される。2つのサーカス団による公演、ロシアブリヤート共和国「ナムガル」サーカス団による客演公演などだ。また、観客はロシアのオーケストラの演奏するクラシック音楽を堪能することができる。そして年末にはミハイロフスキー劇場のバレエ団の客演公演が行われる。
国立モスクワ音楽段室内合唱団のコンサートには日本全国から集まった25人のロシア民謡声楽家が参加し、露和合同プロジェクト「陰陽師」が演じられ、プログラムの中で最も興味深いものの一つとして中塚氏は勧めている。
6月17日、第11回ロシア文化フェスティバルが東京のサントリーホールで開幕される。幕開けを飾るのはヴァイオリニストのワディム・レーピンとスヴェトラーナ・ザハロワによる夢の競演「パ・ド・ドゥfor Toes and Fingers」。ふたりの世界的アーティストによるこのプログラムは同時に、世界を駆け巡った第3回トランス=シベリア芸術祭の最後を飾る日本公演の一角を成すもの。