9月6日、安保理はすでに北朝鮮が行った最近のミサイル実験に鋭い非難を浴びせ、北朝鮮を新たな制裁で脅した。前日5日に北朝鮮は黄海北道(ファンへプクト)黄州(ファンジュ)付近から日本海へ弾道ミサイル3発を発射。いずれも北海道奥尻島から約250キロの地点に落ちた。日本と韓国はこれを中国のG20サミット参加者に対する力の誇示、そして国際社会からの圧力への応答として評価した。
金正恩氏の第一書記就任の2011年から 5年間、北朝鮮は30以上のミサイル発射を行った。独自の水素爆弾のテストで始まったこの一年、核兵器の開発において新たな「奇跡」的達成が続くだろうという金正恩氏の言葉通り、2016年は北朝鮮の軍事活動が増加している。
11-12月、日本は朝鮮半島の情勢を議論するために中国と韓国の最高指導部と3カ国首脳会議を開催する予定。ロシアと韓国は北朝鮮に核兵器が存在することとの関連で、相互行動の強化を合意した。両側によると、北朝鮮の大量破壊兵器開発プログラムは、地域の安定を脅かす。プーチン大統領は、ロシアは断固として地球上にこのような武器が拡散するのに反対であるという立場を指摘した。
最も厳しい制裁さえ現時点で所期の効果をもたらしていない。ソウルの昆明大の朝鮮学者アンドレイ・ラニコフ教授はそう語る。「現時点で制裁は北朝鮮経済の状態に何らの顕著な効果ももたらしていないことが明らかになっている。北朝鮮の歴史の中で最も深刻な国際的制裁の新ラウンドも前と同じように失敗に終わると考える根拠がある。もしかするとこの失敗は喜ぶべきことかもしれない。「成功した制裁」は北朝鮮に飢餓を起こし、それでいて北朝鮮指導部に核開発を放棄させるという最大の目標は達成されないということにつながったかも知れないからだ。国際社会はその悲しむべき事実を認めず、また認めることを欲しないだろうが、おそらくその目標は今基本的に達成不能になっている」。
#北朝鮮 は過去最大規模の #核実験 を実施しました。どう北朝鮮に働きかけるべきですか?https://t.co/4wIGdOBCTa#北朝鮮核実験
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) 9 сентября 2016 г.