先に米国の外国支援機関「ミレニアム挑戦公社」は、フィリピン向け資金供与に関する投票を保留した。「ミレニアム挑戦公社」は、支援再開はフィリピンの「法の支配と人権」状況次第だと発表した。
これを受けてドゥテルテ大統領は、フィリピンは「米国の金がなくても生きていける」と述べ、米軍のフィリピン駐留に関する協定を撤回すると脅した。
ドゥテルテ大統領は、「目には目をだ。もしあなたがそれをするのであれば、我々も同じだ。これは一方にとって有利なゲームではない」とし、「米国よ、さようなら」と述べた。
またドゥテルテ大統領は、「ロシアが非常に重要な同盟国になるかもしれない。彼らは侮辱もしなければ介入もしない」と付け加えた。
ここ数か月で米国とフィリピンの関係は著しく悪化し、ドゥテルテ大統領は米国に対して激しい声明を一度ならず表している。