マスレンニコフ氏は、米国の経済制裁廃止がロシアの経済成長により大きなダイナミクスを与えるとして、次のように語った。
「もし制裁緩和と今後の廃止の明確な基準が現れた場合、ロシア資産に対する投資家の信用は強まるだろう。国の政策に対する信頼も伸びるようになるため、これは国際経済発展により多くのダイナミクスを与える。」
マスレンニコフ氏の計算によると、米国による制裁の寄与はGDPの0.6%から0.8%に相当するが、制裁廃止もしくは緩和による効果は瞬間的なものではなく、約1年後に現れる。
先にトランプ大統領とプーチン大統領の電話会談が行われたが、初の電話会談では制裁廃止のテーマは話し合われなかった。