テロリストらがモンタージュ編集したビデオでは、中国の習近平国家主席のポートレートが、炎の流れに姿を変える様が映し出され、中国で血が川のように流れるとの脅迫がなされている。
「ダーイシュ」の戦闘員らは、中国・新疆ウイグルの分離主義者を支持しており、彼らのうち何百人もが、シリアやイラクで「ダーイシュ」の活動に加わっている。
今年3月1日、香港の新聞South China Morning Post (SCMP)は、AFP通信の情報を引用して、民族的少数派のウイグル人をメンバーとする「ダーイシュ」の戦闘員が、中国の家に戻り「迫害の復讐をする」と約束したと報じた。
ウイグル分離主義あるいは東トルキスタン独立運動は、1757年から1759年にかけて清帝国が東トルキスタン(ウイグルスタン)を侵略したことに関連し生まれた民族解放運動である。