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「西側諸国とこれらに支配されているマスコミは依然としてモスルの人道状況に修正を加え、その規模に口をつぐんでいる。こうした一方でモスルからはおよそ40万人の住民が逃げ出し、苦しい条件下に置かれている。」ラブロフ外相のこの声明をロシアのマスコミ各社が報じている。
ラブロフ外相は米国率いる連合軍のモスルにおける作戦にコメントし、「連合軍のオペレーションは一般市民に出たおびただしい数の犠牲者や民間インフラの破壊を見ると外科手術とは比較とならない」との見解を表す一方で、「それでもイラクの戦闘場面では抜本的に戦局が変わった。軍事的にはハリファト(イスラム帝国)はここで敗北するだろう」と語った。
先の報道では、ロシア国防省軍警察大隊の隊員らは、死者を出すことなく全員無事にシリアから祖国に帰還した。