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ティラーソン氏との協議結果によると、ロシアと米国はテロとの戦いに焦点を合わせることを確認した。
スプートニクは記者会見をライブ中継している。
またラブロフ外相は、露米の協力を妨げようとする試みは近視眼的だと指摘した。ラブロフ外相は、露米が協力する時、「我々の国民のみならず全世界が勝利する」と強調した。
ラブロフ外相は、ティラーソン国務長官と、両国の外務省から露米の意見の相違を分析する特別代表を選出することで合意したと伝えた。
ティラーソン氏は、「露米は両国関係の悪化を止めるために全力を尽くす必要がある」と述べた。
ティラーソン氏は、「現在の相互関係の状況は最も低いレベルにあり、信頼レベルも低い水準にある」と述べた。
ロシアと米国は、4月4日のシリアのハン・シェイフンでの出来事と、米国によるシリアへのミサイル攻撃を議論した。イドリブでの出来事を調査する必要がある。ラブロフ外相はこのように述べた。
ロシアのラブロフ外相は「両国からこの作業へのプログマティックなアプローチが示されたならば、それは間違いなく結果をもたらし、我々の関係を改善させるだろう」と付け加えた。
ラブロフ外相はシリアについて、「ロシアはシリアで同国のアサド大統領を含む具体的な人物に期待してはおらず、シリア人が自ら合意する必要があると」述べた。
ティラーソン氏は、「露米はモスクワでの協議で、対露制裁のステータスの変更については議論しなかった」と述べた。
先に伝えられたところによると、ロシアのラブロフ外相は、ティラーソン米国務長官との会談前、米国の記者団にマナーを指摘した。