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露大統領府広報部が明らかにしたところによれば、プーチン、トランプ両首脳は2日夜、電話会談を実施し、朝鮮半島情勢をはじめとする逼迫した国際問題を話し合った。プーチン大統領はこのなかでトランプ氏に対し、自制心を発揮し、緊張レベルを下げるよう呼びかけている。
シリアについては将来、テロとの戦いにおいて露米の行動を調整することにアクセントが置かれた。
両首脳は7月7-8日、独ハンブルグで開催のG20サミット会議の場を利用し、顔合わせを組織する案に支持を示している。
ウォールストリートジャーナル紙は「電話会談は30分にわたって続けられた。これはプーチン大統領の発案によるものだった」とする匿名の米役人の証言を引用して報じる一方で、この人物が会談ではことさらな突破口は開かれなかったと指摘したとも書いている。
先の報道では、米上院外交委員会のボブ・コーカー委員長は、上院は新たな対露制裁法案の策定は計画していないことを明らかにした。