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先に伝えられたところによると、北朝鮮は新発射実験の準備中で、実験は一週間以内に実施する可能性がある。
弾道ミサイル発射装置搭載の運搬車両が、21日に北朝鮮・クソンに到着したのを確認したという。
到着後6日以内にミサイルが打ち上げられる可能性があるという。27日は、朝鮮戦争の休戦協定が調印された日。
これに先立ち、米当局は19日にも、北朝鮮がミサイル発射実験を準備している兆候が見られると指摘した。
米統合参謀本部のジョセフ・ダンフォード議長は22日の講演で、北朝鮮が米国に到達でき、核兵器搭載能力を持つ大陸間弾道ミサイルを開発していることは明らかと指摘。一方で、現時点で北朝鮮が保有しているのは限定的なミサイル攻撃能力であり、米国や同盟国にはそれに対する防衛能力があると述べた。
CIAのポンペオ長官は20日の講演で、北朝鮮の非核化は素晴らしいが、一番危険なのはそれを統制する人物だとして、「同政権に関して、我々はこの政権を体制から切り離す手段が見つかると考えている」と述べた。
先の報道によると、中国は、北朝鮮をめぐって起こりうる危機に備え、北朝鮮との国境地帯の軍備を強化している。