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全ロシア公開授業でプーチン大統領は、「人工知能(AI)はロシアだけでなく、全人類の未来だ。ここには莫大な可能性と、今日では予測困難な脅威がある。この分野でリーダーになるものは、世界の支配者となる。そして、この独占状態が具体的な誰かの手に集中することは非常に望ましくない。だから私たちは、もしこの分野でリーダーになればこの技術を全世界と共有していく。今日原子力技術、核技術を共有しているようにね」と語った。
プーチン大統領はAI技術が新たな雇用を生む一方で、多くの労働者の職を奪うとして、次の見解を示した。
「そして私たちみんなは共に、前もって考える必要がある。これらの人々はどこで働いていくのか?どう再訓練すべきか?どの分野に向かわせるべきか?これは、このような計画を実現する際に国が直面している非常に重要な社会経済的課題だ。」
一方でプーチン大統領は、「連帯して行動することで、私たちは必要な効果を達成することができる」と述べた。
先ほど、ラブロフ外相は露米関係についてコメントしたなかで、ロシアは常に対話に対して開かれた態度をとっているものの、「タンゴを踊るにはペアが要る」と述べた。ラブロフ外相は米国のロシアへの対応を比喩的に「ブレークダンスを踊っている状態」と皮肉っていた。