スプートニク日本
ロシア連邦政府観光局(ロスツーリズム)によると、2017年8月から9月にかけてEY社が実施した世論調査では、英国、ドイツ、中国、日本、そして韓国からの観光客1500人以上が対象となった。回答者は全て、自分の住んでいる国の外へ観光を目的に過去2年間で少なくとも1回は出国しており、年収が2万ドルを超えている人々だ。
「ロシアを旅行したときに5ヵ国全ての国の回答者が直面した主な問題は、言葉の壁の存在であった。このことについて49%の人が、問題があったと答えている。また観光客の3分の1(29%)が、ビザの取得手続きの際問題が発生したと回答し、特に英国、日本、中国の回答者がそのように考えている。文化の違いが旅行を難しいものにしたと答えた人の割合は中国が40%、英国が31%だった。さらに全体の4分の1の人が、ロシアを訪れた際治安の問題が心配だったと答えている。最も多くそう答えたのは日本人観光客(33%)だった」と、同局の発表では述べられている。
一方それと同時に、調査結果によるとドイツ人観光客の45%は、ロシアを訪れた際に何の障害も感じなかったと答えている。言葉に関する難しさや、ロシア旅行は危険かもしれないという不安があったと答えた人の割合は、ドイツは他の国よりもはるかに低かった。
近い将来ロシアを再び訪れたいか、との質問に対してはイギリス人観光客の18%、中国とドイツからの観光客のそれぞれおよそ10%が再び訪れたいと答えている。一方、日本と韓国からの観光客の間では、ロシアへの関心ははるかに低いものとなっていることが分かった。
関連記事