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プーチン大統領は「残念ながら、我々は最近、議員たちの直接的なコンタクトや交流を制限する試みがさらに活発化しているのを目にしている」と述べ、差別的な制限や、しばしば議員が対象となっている制裁リストの導入は「容認できず、有害で、ばかげた」ものだと指摘した。
またプーチン大統領は「さらに、議会間機構の枠内で代表団全体が制限されているのは非生産的である。残念ながら、そのようなことがある。そしてこれは、自由な議会間協力の原則、自国の見解を文明的に公然と述べる各国の主権に矛盾している」と指摘した。
またプーチン大統領は演説の中で国際的な議題についても触れ、テロとの戦いは共同で行わなければならず、隠された議題があったり、急進主義者を使用してはならないと述べ「テロとの戦いは、ダブルスタンダードなし、隠された議題なし、誰の政治的利益であっても急進主義者の使用なしに、そしてもちろん努力を結集して共同で行わなければならないと確信されている」と語り、ロシアはその外国のパートナーたちにテロと戦うための幅広い国際連合の創設を一度ならず呼びかけたと言及した。
列国議会同盟の加盟国は173カ国で11の議員連盟が関連メンバーとなっている。総会の主なテーマは「宗教観および民族間対話を通じた文化的多元主義と平和の促進」。この枠組みの中で各国の代表団が世界全体の文化間の対話や、それらの今後の親交の展望に関する問題を提起している。
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