スプートニク日本
国際会議「ヴァルダイ・クラブ」のある参加者が、世界は事実上、キューバ危機(1962年)で終焉を迎えた1950年代の状態に戻りつつあると指摘すると、プーチン大統領はこれに対し、
「我々は50年代に戻ろうとしているのではない。我々を50年代に引き戻そうという試みがあるのだ」と答えた。
プーチン大統領は、ロシアは国際合意の枠内での作業の一部を一時停止していると述べ、その理由として「米国側は何もしていないから」と指摘している。
「我々は自分たちだけ一方的にこの全部行うことはできない。我々は今、化学兵器廃絶の義務を一方的に遂行して、すべてを廃棄した。ところが我々のパートナーである米国は、いや、まだ行わないでおこう、金がない、と言うのだ。彼らには金はない。彼らには印刷機があって、ドルは印刷されているのに、金はないと言う。ところが我々には金があるというわけだ。」
関連ニュース