スプートニク日本
習国家主席は「チリは中国と国交を樹立した最初の南アメリカの国だ。両国における相互協力関係のさらなる進展に期待している」と述べた上で、技術分野における両国関係の深化に向けた用意があることを明らかにした。
チリは1970年12月、中国と国交を樹立した。中国の新華社通信は「チリは中国とラテンアメリカ諸国の関係の発展過程において多くの『ナンバーワン』を創り出し、中国・ラテンアメリカの協力を推進する先駆者」だと評価している。
習国家主席はまた、「中国・チリ両国は『一帯一路』構想に関する政府間協定に調印した。両国は同構想の早期実現に向け重要分野ならびにプロジェクトを策定する必要がある」との考えを示し、チリ政府に対し一帯一路構想の推進に向けた関係強化を要請した。
一方、ピニェラ大統領は「両国の関係は信頼できる強固なものだ。われわれは貿易、投資、インフラ、テクノロジー分野における対中関係を深化させていく用意がある」と強調した。