プーチン大統領、NATO拡大の動きを批判

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ウラジーミル・プーチン露大統領は16日、北大西洋条約機構(NATO)のバルカン半島におけるプレゼンスの高まりは欧州の安全保障上の脅威になるとの見方を示した。

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セルビア訪問を控えたプーチン大統領は同国メディアのインタビューに応じ、「われわれはNATOの拡大路線が『冷戦時代の遺産』で、間違った軍事戦略であると何度も表明してきた」と述べた上で、NATO拡大の動きは欧州の安全保障を弱体化させるだけでなく、同地域に対する信頼の喪失と緊張をもたらすと批判した。

プーチン大統領のセルビア訪問が今年1月に予定されている。ロシアは近年、バルカン半島にみるNATOおよび欧州連合(EU)の東方拡大を背景として、旧ユーゴスラビアのセルビアに急接近する動きをみせている。ロシアはベラルーシ、セルビアと合同軍事演習「スラブの絆」を実施するなどして、軍事面での協力関係を強化している。

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