太平洋艦隊には21隻の潜水艦(弾道ミサイル原子力潜水艦3隻、巡航ミサイル原子力潜水艦5隻、多目的原子力潜水艦5隻、ディーゼル潜水艦8隻)が所属。
ロシア海軍は合わせて69隻の様々なタイプ、用途の潜水艦を保有。
「ボレイ」型の歴史
潜水艦隊の近代化は、2027までの装備国家綱領に従って行われている。
同綱領は、「ボレイ」型巡航ミサイル搭載潜水艦を少なくとも8隻建造し、ロシア海軍に加えることを規定している。
「ボレイ」型の1番艦K-535「ユーリー・ ドルゴルーキー」は、2012年に北方艦隊に納入された。
K-535「ユーリー・ ドルゴルーキー」
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/ 2番艦のK-550「アレクサンドル・ネフスキー」は2013年に就役、太平洋艦隊に加わった。
© 写真 : Рress-service of JSC "PO "Sevmas"K-550「アレクサンドル・ネフスキー」
K-550「アレクサンドル・ネフスキー」
© 写真 : Рress-service of JSC "PO "Sevmas"
3番艦のK-551「ウラジーミル・モノマフ」は、2014年に太平洋艦隊に引き渡された。
K-551「ウラジーミル・モノマフ」
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/ 4番艦の「クニャージ・ウラジーミル」は2017年11月17日に進水、2019年中に北方艦隊に加わる予定。
K-552「クニャージ・ウラジーミル」
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/ 2014年~2016年には、さらに「ボレイA型」の近代化された潜水艦「クニャージ・オレグ」、「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」(太平洋艦隊に引き渡される見込み)、「インペラートル・アレクサンドル3世」(太平洋艦隊に引き渡される見込み)、「クニャージ・ポジャールスキー」(北方艦隊に引き渡される見込み)の4隻が起工された。4隻の潜水艦は現在も建造中。
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