プーチン大統領 米国に対応した新型ミサイル開発を表明

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ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、米国が中距離ミサイルを保有していることから、ロシアも同様のミサイル開発に着手することを発表した。トルクメニスタンの首都アシガバートで開催されていた独立国家共同体(CIS)の首脳会議に出席した際、同大統領はすでに「多くの国の首脳に」同様のメッセージを送ったことを明らかにした。

プーチン大統領は、「我われは、もし中距離ミサイルを保有しても配備しようとは思わないが、しかし、米国が保有している以上、我われももちろん保有の準備を行う」と語った。

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プーチン大統領 グローバルな問題はアジア抜きに解決不可能
また、プーチン大統領は、米国政府のアジア地域での中短距離ミサイル配備計画がロシアの脅威となっていると指摘した。「この場合、どこが一番の標的となるかは明らかだ。このことは私たちに関係するだけに、喜ぶべきことではない」

今年はじめ、ロシアが長期間にわたり条約に違反しているとして、米国はINF全廃条約の一方的な離脱を発表した。ロシア政府は批判を全て否定している。プーチン大統領は2月2日、米国による離脱決定に対してロシアも同様の対抗措置を取り、条約の履行を一時停止すると発表した。6月26日、INF全廃条約の履行一時停止を命じる法案はロシア上院で採択された。

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