プーチン大統領は弾劾訴追の状況についての質問に「トランプ政権がこれで終わるとは考えにくい」と答えている。
「(弾劾訴追の)決定は内政の争いの延長だ」とプーチン大統領は確信を示し、「米上院が弾劾訴追の決議を承認するとは思えない」として米上院は大多数の議席が共和党で占められていることを指摘した。
「自分の党から出た人間を彼ら(上院議員)が政権から締め出すことはまずないだろう。原因は、私の見解ではなんらかの、絶対に作られたものだ。」
プーチン大統領は、ロシアは対米関係の発展および維持に関心があり、それは「誰がホワイトハウスに座っているか」の如何に依らないと補足している。プーチン大統領はこのテーマを「新戦略兵器削減条約(新START)がなくなってしまった場合、そもそも世界で軍拡競争を抑止できるものは一切なくなってしまう」と締めくくった。