ダイヤモンド・プリンセス号 衛生作業後に運行再開へ=マスコミ

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2月初旬から検疫のため横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は、4月29日から運航を再開する。米ウォール・ストリート・ジャーナルが、運航会社プリンセス・クルーズを引用して報じた。

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運航再開の前には、綿密な衛生作業が行われるという。プリンセス・クルーズの広報担当責任者ネジン・カマリ氏は「クルーズ船は、完全な消毒作業が行われた後、しばらくの間、乾ドックに入るとみられている」と述べた。ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えた

またカマリ氏は、「ダイヤモンド・プリンセス」は今後も日本に拠点を置くと述べた。


クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号は、1月20日に横浜港を出港し、2月3日に横浜港に到着した。

日本当局は、香港で下船した中国人が感染していたことが分かり、検疫を実施した。

横浜港沖に停泊した時点で、乗客2666人、乗員1045人の計3711人が乗船していた。

日本では20日23時の時点で、合わせて728人の感染が確認された。うち634人がクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員。20日、クルーズ船の乗客2人が死亡したと報じられた。クルーズ船の乗客・乗員で新型コロナウイルスの感染者が死亡したのは初めて。

先に日本では、「ダイヤモンド・プリンセス」に関して、船内はカオス状態だとして当局を批判する動画をネット上に投稿し、その後、動画を削除した神戸大学の岩田健太郎教授をめぐるスキャンダルが勃発した。災害派遣医療チームの一員としてクルーズ船に入った岩田教授は、動画を投稿し、船内はカオス状態で、感染対策は不十分であり、感染リスクのある区域と安全な区域が明確に区別されておらず、必要な専門家が不足していると指摘した。


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