新型コロナウイルスの影響で大勢の選手が出場を辞退した。男子シングルスでは前回王者のラファエル・ナダル(スペイン)のほか、ロジャー・フェデラー(スイス)、スタン・ワウリンカ(スイス)、フアン・マルティン・デル・ポトロ(アルゼンチン)などの元大会覇者など15人の選手が欠場した。女子シングルスでは、世界ランキング1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)、2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)、前回大会を制したビアンカ・アンドレスク(カナダ)のほか、エリナ・スビトリナ(ウクライナ)、キキ・ベルテンス(オランダ)、ベリンダ・ベンチッチ(スイス)などが出場を見送った。
テニスの大会の大多数が中止となったため、ランキングシステムが変更された。2019年の全米オープンで獲得したポイントは維持されるが、昨年より成績が良い場合にはポイントを追加獲得することができる。