バイデン大統領、安保理・常任理事国拡大に賛成 国連演説で

© AFP 2022 / Timothy A. Clary国連で演説するバイデン大統領
国連で演説するバイデン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 22.09.2022
米国のジョー・バイデン大統領は21日、ニューヨークで行われている国連総会の一般討論演説に臨み、常任理事国数の拡大を含む安全保障理事会の改革に賛成の意思を示した。常任理事国入りを目指す日本としては、こうした国際世論の支持を取り付けたい考えだ。
一般討論演説でバイデン大統領は次のように述べている。

「私は国連は現代世界の要求により効率的に応えられるよう、さらに包括的な組織になるべき時が来たとみなしている。米国は常任理事国を含む、国連安保理の理事国の拡大を支持する」

現在の常任理事国はロシア、米国、中国、イギリス、フランスの5カ国だが、日本、ドイツ、インド、ブラジルの通称「G4諸国」が新たに常任理事国入りを目指している。日本の岸田文雄首相やドイツのオラフ・ショルツ首相も同日、国連総会の演説で安保理改革の議論を進めるよう求め、常任理事国入りへの支援を呼びかけた。
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また、演説でバイデン大統領はウクライナ情勢などを背景に露米関係の緊張の高まりを念頭に、「核戦争に勝者はおらず、絶対に勃発させてはならない」と述べた。核軍縮などの兵器のコントロール措置を進める考えを示した。
台湾問題によって先鋭化した対中関係については、「米国は新冷戦を欲していない」と述べ、他国に対して米国とその他のパートナーのどちらかを選択するよう迫ることはないと強調した。また、中華人民共和国の政府が中国唯一の政権だとする「一つの中国」政策を支持すると改めて宣言した。
そのほか、バイデン大統領の演説では次のようなことが述べられた。
米国はウクライナ紛争のいち早い終結を望む
ロシアはウクライナから主権国家としての権利を奪おうとしている
米国はウクライナからの穀物輸出に関する合意の延長を望む
対露制裁はロシアからの肥料の輸出を妨げるものではない
米国はイランによる核開発を認めない
北朝鮮は米国との非核化に関する真剣な外交交渉を拒否している
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