ザポロジエ原発 - Sputnik 日本, 1920, 30.08.2022
ザポロジエ原発の安全性を巡る状況
ザポロジエ(ザポリージャ)原子力発電所は、欧州最大の原子炉数と出力を誇る原発で、2022年3月からロシア軍の保護下に入っている。度重なるウクライナ軍による攻撃で原発の安全性に問題が生じたため、9月初旬、IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長率いる調査団が査察。調査報告書では、原発の周辺を「安全ゾーン」とする必要性が訴えられているが、その後もウクライナ軍は原発敷地や周辺の町への散発的な攻撃を続けている。10月のザポロジエ州のウクライナからの離脱・ロシア編入に伴い、新運営会社のもとロシア国内の基準に即した運転に移行している。

仏、独、米がザポリージャ原発のIAEA常駐を支持

© AFP 2023 / Sergei Chuzavkov国際原子力機関(IAEA)職員
国際原子力機関(IAEA)職員 - Sputnik 日本, 1920, 22.09.2022
サイン
西側諸国の数か国がザポリージャ(ザポロジエ)原発における国際原子力機関(IAEA)職員の常駐を支援した。
こうした決定は、国連総会のフィールドでカナダ、仏、独、伊、英、ウクライナの外相らと韓国、スイス、米国の高官およびEU外交安全保障上級代表がIAEAのグロッシ事務局長と会談を持った中でとられた。
ザポリージャ原発 - Sputnik 日本, 1920, 20.09.2022
ザポロジエ原発の安全性を巡る状況
露仏外相、ザポリージャ原発の安全確保について議論

「我々はザポリージェ原発におけるIAEAの支援ミッションと協力に感謝し、事務局長とそのチームの勇敢さとこの重要なミッションを断固として遂行する姿勢に敬意を表す。ウクライナ支援のためにザポリージャ原発におけるIAEAの常駐を維持すること支持し、必要性に応じて核の安全保障、保護、保証分野におけるIAEAミッションの目的を支援する構えだ」支援国の外相らはこうした声明を表した。

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