Место утечки на газопроводе Северный поток-2 у берегов датского острова Борнхольм - Sputnik 日本, 1920
「ノルドストリーム」の爆破工作
ガスパイプライン「ノルドストリーム」と未使用の「ノルドストリーム2」で爆発が発生したのは2022年9月。ドイツ、デンマーク、スウェーデンは工作活動による破壊の可能性を否定しなかったが、爆破の犯行を認める声明はいずれの側からも出されなかった。ところが2023年2月初め、ピューリッツァー賞受賞の調査報道記者、シーモア・ハーシュ氏が、破壊工作に米国が関与というすっぱ抜き記事を発表。米国はこれを否定したが、ロシアは「ノルドストリーム」の爆発が破壊行為だったという新情報を受けて、国連安全保障理事会の開催を要請した。特設コーナーは、破壊工作の捜査に関する最新情報、専門家の評価や見解を逐次掲載しています。

スウェーデン海軍の艦船 ノルドストリームガス漏れの数日前に同水域に位置

© 写真 : Forsvarskommandoenノルドストリームのガス漏
ノルドストリームのガス漏 - Sputnik 日本, 1920, 04.10.2022
サイン
バルト海でのガスパイプライン「ノルドストリーム 1」と「ノルドストリーム2」が爆発し、それが原因でガス漏れを起きた数日前に、スウェーデン海軍の艦船がその水域にいたことが、スウェーデンの有力日刊紙「Dagens Nyheter」の取材により明らかになった。
Dagens Nyheter紙は、ノルドストリーム1,ノルドストリーム2付近でのスウェーデン軍艦の移動情報を得るために、船の位置を表示する送信機を使って、その動きを追跡する商業サービスを利用した。
Dagens Nyheter紙が入手した情報で、9月22日、まさに3か所のガス漏れが発見されたそれぞれの場所にスウェーデンの軍艦が位置していたことが明ら かになった。Dagens Nyheter紙は、スウェーデン海軍の艦船の位置がさらにもうひとつのガス漏れ現場で確認されていなければ、これは偶然の一致と考えられたかもしれない、と書いている。この異常なまでの偶然の一致を受けて、Dagens Nyheter紙はスウェーデン海軍に対し、スウェーデン船がなぜ破壊工作の水域に位置していたのか、その目的を明らかにするよう要請した。
スウェーデン海軍は、同艦がこの海域で位置していたこと、海上監視を行っていたことは認めたものの、監視の目的については、機密情報としてコ メントを避けた。
ノルドストリームパイプラインのガス漏れ現場。ビデオのスクリーンショット - Sputnik 日本, 1920, 29.09.2022
NATOにはノルドストリームのようなものを爆破できる水中ロボットがある=専門家
スプートニクは、ノルドストリーム爆破は国際的なテロ行為であり、ロシア情報機関は西側諸国がこの犯罪の背後にいることを示す証拠を握っていると報じている。
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