胡錦濤前主席、閉会前に突然退席 中国共産党党大会

© Sputnik / Aleksey Kudenko / メディアバンクへ移行胡錦濤前国家主席(アーカイブ)
胡錦濤前国家主席(アーカイブ) - Sputnik 日本, 1920, 22.10.2022
サイン
中国の北京で開かれた第20回中国共産党党大会で22日、胡錦濤(こきんとう)前国家主席が閉会前に突如退席する場面がみられた。
22日に閉会した党大会は、朝に開かれた非公開の前半部分で新指導部となる中央委員会の構成員を選出するなどした。その後、第19回党大会期の報告の採決を行う後半部分になって記者団にも公開された。
後半部分が始まってしばらくすると、習近平国家主席の隣に座っていた胡錦濤氏が、2人の男性に引き連れられるようにして議場をあとにした。立ち上がった際には、習主席に話しかけ、習主席もうなずいて何か答える様子が見て取れたほか、李克強首相の肩に軽く手をそえる場面もみられた。
胡錦濤氏は去ったあと、閉会まで議場に戻らず、習主席の隣には空席となった。同氏がなぜ閉会前に退席したのか、説明はなかった。
胡錦濤氏は2003年~2013年、中国の国家主席を務めた。
中国共産党第20回党大会は22日、閉幕した。習近平国家主席が3期目就任を確実にした一方、次期指導部となる中央委員の名簿には李克強首相の名前はなく、同氏は引退するとみられている。
関連ニュース
習近平氏、3期目へ 李克強首相は退任 中国・党大会閉幕
中国共産党第20回党大会が開幕
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала