「ミサイル」発射の主体を示す証拠は確認できず=ポーランド大統領

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「ミサイル」発射の主体を示す証拠は確認できず=ポーランド大統領 - Sputnik 日本, 1920, 16.11.2022
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ポーランド東部で起こった爆発について、いかなる主体が「ミサイル」を発射したかを示す証拠は確認されなかった。ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領が表明した。
ドゥダ大統領は会見で次のように発言した。

「ロシアがウクライナに終日、ミサイル攻撃を行っていたことは正確に知っているものの、現時点においては誰がそのミサイルを発射したかを示す一義的証拠はない」

そのうえで調査は現在も続いていると表明した。また、ポーランドへの「ミサイル」攻撃が続くことを示す兆候は現時点で確認されていないとも表明した。
ポーランド東部での 「ミサイル」着弾報道、事態のエスカレートが目的=露国防省 - Sputnik 日本, 1920, 16.11.2022
ポーランド東部での 「ミサイル」着弾報道、事態のエスカレートが目的=露国防省
先にポーランド・メディアは、2発の「ミサイル」がポーランド東部ルブリン県に着弾したと報じていた。これにより民間人、2人の死亡が明らかになっている。ルブリン県はウクライナ、ベラルーシと接している。
ポーランド・メディアが報じる「ミサイル」の破片について、ロシア国防省はロシア軍が使用しているものとは全く関係ないとしている。
ポーランド東部での爆発について米国務省がコメント 、「情勢悪化は目指さない」 - Sputnik 日本, 1920, 16.11.2022
ポーランド東部での爆発について米国務省がコメント 、「情勢悪化は目指さない」
軍事専門家のアレクセイ・レオンコフ氏がリアノーボスチ通信の取材で発言したところによると、今回の事態はウクライナ側が発射した旧ソ連製の地対空ミサイルS-300による爆発の可能性が高いという。ウクライナ軍の発射したミサイルが居住区に着弾する事態はこれまでにも多数確認されている。
米国防総省はこの事態を受け、事実確認を進めている。事実確認が完了するまでNATO第5条(集団自衛)について言及する時ではないと公式に表明している。
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