中国のコロナ規制で供給が需要を上回る、原油価格が1週間で9-10%の急落

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中国のコロナ規制で供給が需要を上回る、原油価格が1週間で9-10%の急落 - Sputnik 日本, 1920, 19.11.2022
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中国政府が新型コロナウイルスの感染拡大に伴うゼロコロナ政策を継続していることや、原油先物では供給が需要を上回るとの見通しがメディアで報じられたことを受け、世界の原油価格は低下を続け、ブレントとWTIは1週間でそれぞれ9%と10%値を落とした。
ブレント原油先物の価格は一時86ドルを下回り、9月28日以来の最安値を記録した。日本時間19日午前4時27分時点で、ブレント原油先物の12月物の価格は2.31%安の1バレル=87.71ドル、WTI先物12月物は1.91%安の1バレル=80.08ドルとなった。
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財務省が10月の貿易統計を発表、露産天然ガスの輸入を34.9%増加、原油の輸入はゼロ
OPECのハイサム・アルガイス事務局長は2022年の第4クォーターから2023年の第1クォーターにかけて原油市場では余剰が発生すると表明していた。また、ブルームバーグ通信によると、米国の先物市場では供給が需要を回る状態が1年にわたって見通されているという。こうした情勢を受け、原油価格は下落が続いている。その他、投資家らは中国で新型コロナウイルスに伴う規制が続いていることにも懸念を示している。中国では部分的に規制緩和が実施されたものの、政府は依然としてゼロコロナ政策を堅持しており、経済活動の停滞が懸念されている。
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