北朝鮮、岸田首相のミサイル発射非難に反発

© Sputnik / Vitalii Belousov / メディアバンクへ移行北朝鮮
北朝鮮 - Sputnik 日本, 1920, 20.11.2022
サイン
北朝鮮外務省は、日本の岸田文雄首相が東南アジアで行われた一連の首脳会議などで北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射を非難したことについて「わが国のイメージに泥を塗ろうとしている」と反発する談話を発表した。NHKが報じた。
岸田首相は19日までの東南アジア歴訪中、ASEAN(東南アジア諸国連合)、G20サミット、APEC(アジア太平洋経済協力会議)などに出席。北朝鮮が前例のない頻度で弾道ミサイルの発射を繰り返していることについて、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であり、看過できないなどと非難した。
NHKの報道によると、北朝鮮外務省傘下の日本研究所の所長は、19日付けで談話を発表。岸田首相の発言について「わが国のイメージに泥を塗ろうとする愚かなたくらみだ」と反発した。
岸田首相 - Sputnik 日本, 1920, 19.11.2022
岸田首相「大事な一歩踏み出せた」 一連の外交日程を総括
一方、ミサイルの発射については米国などに対抗する「国の防衛力を強化する措置だ」と改めて正当化している。
そのうえで、今年9月や10月に行われた日米韓による共同訓練を念頭に「われわれをねらう戦争の演習に加担した日本が、国際的な会合でわが国を圧迫しようと画策した」と北朝鮮をめぐる日本の対応を批判している。
北朝鮮は19日付の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」で、金総書記の立ち会いのもと、「火星17型」の発射実験が18日に平壌国際空港で行われたと発表した。「火星17型」は最高高度6040.9キロまで上昇し、999.2キロを1時間8分55秒飛行したとのこと。
関連ニュース
米国は北朝鮮の忍耐力を試しているかのようだ=露リャプコフ外務次官
北朝鮮、在日朝鮮人が嫌がらせを受けたら断固たる行動をとると日本政府に警告
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала