日本 辺野古移設巡る裁決 沖縄県が敗訴

© AP Photo / Shizuo Kambayashi米軍普天間基地
米軍普天間基地 - Sputnik 日本, 1920, 08.12.2022
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日本では8日、米軍普天間飛行場(沖縄県)の名護市辺野古移設をめぐり、県の埋め立て承認撤回を取り消した国土交通相の裁決の妥当性が争われていた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は県側の上告を棄却した。毎日新聞が報じている。
これにより、沖縄県が訴訟を起こす資格(原告適格)がないとして訴えを却下した1、2審判決が確定した。県はこの他にも日本政府を相手取って3件の訴訟を起こしており、双方の法廷闘争は今後も続くとみられている。
宜野湾市街地に隣接する米軍普天間基地 - Sputnik 日本, 1920, 07.12.2022
沖縄の米軍基地問題
【解説】沖縄・米軍普天間基地移設問題 8日に最高裁判決 これまでの経緯を整理
沖縄県は2013年、仲井真弘多知事(当時)が辺野古沿岸の埋立申請を承認した。しかし2018年、県は埋立予定地に軟弱地盤が見つかったとして承認を撤回。これに対し、防衛省沖縄防衛局が行政不服審査法に基づき国交相に審査請求を行い、国交相が2019年4月に撤回処分を取り消す裁決を行った。同年8月、沖縄県は今回の訴訟を起こした。
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