地獄のドライブ 中国高速で車がシステムトラブル、燃料尽きるまで5時間暴走

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中国の高速道路でこのごろ、一定速度を維持する機能「クルーズコントロール」のトラブルによって自動車が暴走し、燃料がなくなるまでの5時間で500キロを走破する珍事件があった。地元警察の臨機応変な対応で奇跡的にも大事故には至らなかった。中国メディアが伝えている。
三立新聞網などによると、地獄のドライブの舞台となったのは中国南部の湖南省と江西省を結ぶ高速道路。中国製のSUV車「HAVAL H6」に乗っていた男性が、「クルーズコントロール」機能を使い巡航速度を約時速100キロに設定したところ、システムトラブルで設定解除できず止まれなくなったのだという。
男性はブレーキをかけようとしたものの反応せず、恐怖で泣き叫びながら警察に助けを求めた。ほかの車との衝突を避けるため、交通警察が男性の車を警護し、高速道路の管理会社にもかけあって流入車両を減らすなどの安全措置をとったが、暴走した車を止めることはできなかった。
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男性はパニックに陥り、死後どこに埋葬されるか、火葬にするか否かまでも考えていたという。だが、トラブル発生から約5時間後、約500キロを走破したところで燃料切れで車はストップ。無事、警察に救助されて大惨事は免れた。
「クルーズコントロール」はアクセルペダルを踏み続けることなくセットした一定速度を維持する機能で、ドライバーの疲労軽減並びに同乗者の快適性向上に寄与する。現在各社が開発を進める自動運転とは異なり、1958年に米クライスラーが、1964年には日本のトヨタも採用している歴史の長い技術。
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