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地球温暖化の防止にクジラが効用

クジラ - Sputnik 日本, 1920, 05.01.2023
自然的な方法で二酸化炭素を吸収するためにクジラが大きな役割を果たしうるという説が米国人生物学者らから唱えられた。ただしそのためにはクジラの個体数を完全に回復する必要がある。Trends in Ecology & Evolution誌が論文を掲載している。
大気中の二酸化炭素を吸収させるために研究者らは失われた水域、沼の回復にばかり注意を向けているが、エコロジストらはこの点では地球上の巨大動物の持つ潜在力に注目している。その一例がクジラだ。
クジラの体重は最大150トンに達する。重量では大型航空機に劣らない。しかもクジラの平均寿命は100年以上と非常に長い。クジラのバイオマスは他の生命体と同様に主に炭素で構成されている他、世界海洋において生きた炭素を最大級に貯蔵する存在だ。米国人生物学者によれば、クジラの体内には地球全体の炭素の22%が貯蔵されている。クジラの死体は海底に沈み、体内に含有されていた炭素は分解されるに応じて、深海に移動する。
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米国人生物学者らは、商業目的の捕鯨でその81%が失われてしまったクジラの個体数を回復することで、地球の炭素サイクルを正常化し、地球温暖化の速度を鈍化させることができると考えている。
以前、スプートニクは 気候変動の対策には入念な注意が必要とする記事を紹介している。二酸化炭素の排出量削減の目的で石油の消費を抑えることにばかりに焦点が当てられているものの、肥料の生産にかかせない硫黄及び硫酸の化合物の80%は石油から得られていることから、それなしには地球は飢餓に直面する危険性がある。
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