「ロシアとの接触をある程度回避する戦略は不可能」今後数か月以内にロシア産ガス供給に関する協議が始まる可能性がある=欧州議会議員

© Sputnik / Mikhail Voskresenskiyフランスの欧州議会議員、ティエリー・マリアーニ氏
フランスの欧州議会議員、ティエリー・マリアーニ氏 - Sputnik 日本, 1920, 09.01.2023
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フランスの欧州議会議員、ティエリー・マリアーニ氏は、ロシアメディアのインタビューで、エネルギー危機を背景にガスパイプライン「ノルドストリーム」を介したガス供給再開を話し合う可能性についてコメントし、欧州連合(EU)は今後数か月以内にロシア産ガスの供給再開に関する協議を開始する可能性があると述べた。
マリアーニ氏によると、現在EU加盟国の首脳らは「米国の不満を買ったり、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領から脅迫される」ことを非常に恐れているという。

「現在、欧州の冬は寒さがかなり穏やかだ。これは住民が今のところ電力供給停止の影響を受けていないことを意味している。一方、欧州諸国は、ロシアとの接触をある程度回避するという彼らの戦略について、長期的展望においては不可能だと考えている。液化天然ガス(LNG)は高価であり、見つかった代替手段はまだ効果的ではなく、共同購入は機能していないようだ」

マリアーニ氏は、昨年2月までEUはエネルギー消費の25%をロシアに依存しており、ガスのロシア依存度は40%だったことに言及した。同氏は、ロシアとの関係再開によってEUはロシアから離れるために欧州が接近している「カタールのような卑しい国家」への依存度を減らすことができるとの見方を示している。
サハリンー2 - Sputnik 日本, 1920, 29.12.2022
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先に、エネルギー危機に見舞われている欧州各国の政府は、IT企業の所有者に対してそのサーバーが発する熱を住宅の暖房に使用するよう強いることを決定したと報じられた。
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