https://sputniknews.jp/20230110/14517126.html
日本は米政府の政治秩序と折り合いをつけ、ロシアと協力せざるを得ないのが現実=露外務次官
日本は米政府の政治秩序と折り合いをつけ、ロシアと協力せざるを得ないのが現実=露外務次官
Sputnik 日本
日本政府は対露制裁に没頭しているが、実際の日本は、米政府の政治秩序という「原則」と折り合いをつけ、必要な分野でロシアと協力することを余儀なくされている。ロシアのアンドレイ・ルデンコ外務次官が、10日発行のイズベスチヤ紙のインタビューでこのように述べた。 2023年1月10日, Sputnik 日本
2023-01-10T12:16+0900
2023-01-10T12:16+0900
2023-01-10T15:05+0900
ロシア
国内
政治
露日関係
対露制裁
再編「サハリン1・2」をめぐる状況
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/09/06/12790051_0:100:3125:1858_1920x0_80_0_0_f90c34c7134df6c0831b276c14a8ac8f.jpg
ルデンコ氏は「日本政府が制裁措置に全面的に関与することで、米政府の政治秩序を絶対的に守っているということは、我々にとって極めて明白である」と指摘。「しかし、実際の生活が示すように、ロシアとの協力がなければやっていけない分野では、日本人は国益から切り離された『原則』と折り合いをつけざるを得ない」と話した。ルデンコ氏は、日本政府はロシアの石油・ガス事業「サハリン1」および「サハリン2」の株主である日本企業に対し、国のエネルギー安全保障を確保するという口実で事業への参加を継続するよう勧告したと強調。「岸田内閣は『サハリン2』から輸入する原油を、ロシア産エネルギーに対する価格上限設定の対象から外すようG7同志国に要請した」と付け加えた。日本政府は昨年12月5日から、ロシア産原油に対する上限価格を超える取引を禁止すると発表した。 一方で、日本の商社も参画する「サハリン2」で生産された原油については、日本のエネルギー安全保障の観点から規制の対象外となる。これよりも前、米国は「サハリン2」から日本に海上輸送される原油の関連で、すべての取引を2023年9月30日まで許可した。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20221206/14107658.html
国内
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2023
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/09/06/12790051_197:0:2928:2048_1920x0_80_0_0_0dd6399d74c74d4e1ecf87667ffd861c.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ロシア, 国内, 政治, 露日関係, 対露制裁
日本は米政府の政治秩序と折り合いをつけ、ロシアと協力せざるを得ないのが現実=露外務次官
2023年1月10日, 12:16 (更新: 2023年1月10日, 15:05) 日本政府は対露制裁に没頭しているが、実際の日本は、米政府の政治秩序という「原則」と折り合いをつけ、必要な分野でロシアと協力することを余儀なくされている。ロシアのアンドレイ・ルデンコ外務次官が、10日発行のイズベスチヤ紙のインタビューでこのように述べた。
ルデンコ氏は「日本政府が制裁措置に全面的に関与することで、米政府の政治秩序を絶対的に守っているということは、我々にとって極めて明白である」と指摘。「しかし、実際の生活が示すように、ロシアとの協力がなければやっていけない分野では、日本人は国益から切り離された『原則』と折り合いをつけざるを得ない」と話した。
ルデンコ氏は、日本政府はロシアの石油・ガス事業「サハリン1」および「サハリン2」の株主である日本企業に対し、国のエネルギー安全保障を確保するという口実で事業への参加を継続するよう勧告したと強調。「岸田内閣は『サハリン2』から輸入する原油を、ロシア産エネルギーに対する価格上限設定の対象から外すようG7同志国に要請した」と付け加えた。
日本政府は昨年12月5日から、ロシア産原油に対する上限価格を超える
取引を禁止すると発表した。 一方で、日本の商社も参画する「サハリン2」で生産された原油については、日本のエネルギー安全保障の観点から規制の対象外となる。これよりも前、米国は「サハリン2」から日本に海上輸送される原油の関連で、すべての取引を2023年9月30日まで
許可した。