山口沖で座礁した護衛艦のえい航始まる
2023年1月15日, 10:49 (更新: 2023年1月15日, 10:54)
© 写真 : U.S. Navy/Mass Communication Specialist 1st Class Debra Daco山口沖で座礁した護衛艦のえい航始まる
© 写真 : U.S. Navy/Mass Communication Specialist 1st Class Debra Daco
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山口県周防大島町沖で海上自衛隊呉基地(広島県呉市)を母港とする護衛艦「いなづま」が浅瀬に乗り上げて自力航行できなくなった事故で、海自は15日、「いなづま」のえい航を始めた。
収容先は尾道市のジャパンマリンユナイテッド因島事業所で、この日は同事業所の沖合まで移動する予定。いなづまは日本時間の15日午前7時50分ごろ、民間のえい船にえい航されて、5日ぶりに事故現場を離れた。同事業所沖には夕方ごろに到着し、入港は16日になる見通し。海自は入港後、船体の損傷状況などを詳しく調べる方針でいる。
事故は10日午後0時10分ごろ、周防大島町の沖家室島の沖合で発生。いなづまはスクリューやソナーが損傷し、身動きが取れなくなった。海自と海上保安庁によると、新たな油漏れは確認されていない。
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