「スポーツは政治を超えない」、バルト三国とポーランドがロシアとベラルーシの五輪参加に反対
2023年2月3日, 12:15 (更新: 2023年2月3日, 14:54)
© Sputnik / Anton Denisov
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バルト三国及びポーランドは国際五輪委員会(IOC)に対する共同声明を発表し、ロシアおよびベラルーシのスポーツ選手を2024年の五輪に参加させないよう要求した。リトアニアの教育科学スポーツ省が発表した。
IOCは1月25日、ロシアとベラルーシのスポーツ選手を中立選手として国際競技に復帰させることを支持した。ただし、ウクライナにおける特別軍事作戦を積極的に支持するアスリートについては参加を認めないとしている。これに対しウクライナのミハイル・ポドリャク大統領府長官顧問はIOCを非難、ロシア側に買収され、そのプロパガンダを広めていると発言した。これについて IOC は誹謗中傷に他ならないと反発している。
バルト三国及びポーランドはIOCに対する要請の中でロシアとベラルーシのスポーツ選手を五輪に復帰させないよう要求したほか、両国の選手を追放した国際競技団体に謝意を表明、他団体もこの流れに続くよう助言した。今回の共同声明には、ユラテ・シュグジェネ教育科学スポーツ大臣(リトアニア)の指摘が引用されている。
「これは私が何度も言ってきたことで、自らの考えを変えてはいないが、スポーツは政治を超えるものではなく、政治の外にもない」
このようにシュグジェネ大臣は表明し、スポーツと政治を結び付けて行動する必要性をIOCに訴えた。
Estonia, Latvia, Lithuania and Poland condemn the efforts of the International Olympic Committee to bring back the athletes of the aggressor countries, Russia and Belarus, into international competitions.We thank partners for the support! #BoycottRussianSport @iocmedia #stopbach pic.twitter.com/9k1D19NrYW
— Andriy Chesnokov (@AndriyChesnokov) February 2, 2023
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