ドネツク人民共和国の自警団 - Sputnik 日本, 1920, 31.01.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシアは2022年2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。西側諸国は、特別作戦に関連して、ロシアに対する新たな厳しい制裁を発動した。

ウクライナ軍散布の地雷、子ども6人含む90人被害に ドネツク人民共和国

© Sputnik / Victor Antonyuk / メディアバンクへ移行対人地雷「PFM-1(レペストク)」
対人地雷「PFM-1(レペストク)」 - Sputnik 日本, 1920, 07.02.2023
サイン
ドンバス情勢が悪化した2022年2月17日以降、ウクライナ側によって散布された対人地雷・通称「レペストク(花びら)」によって、子ども6人を含む90人が被害にあった。ウクライナによる戦争犯罪を調査するドネツク人民共和国の「ウクライナ戦犯問題管理調整共同センター」が明らかにした。
ウクライナ軍はドネツク人民共和国に対し、遠隔地から対人地雷を散布している。多連装ロケット砲「ウラガン」でクラスター弾を放ち、そのなかに入った「PFM-1(レペストク)」が広範囲に落下する。クラスター弾1つで約300個の地雷を散布することができるという。ドネツク人民共和国非常事態省は住民に対し、足元に注意し、地雷を発見した場合は直ちに通報するよう呼びかけている。

対人地雷「レペストク(花びら)」

対人地雷「PFM-1(レペストク)」は1975年、「足の破壊者」と呼ばれた米対人地雷「BLU-43」に倣って旧ソ連が開発した。80グラムのこの地雷は、わずか3~5キロの重量を加えるだけで爆発する。40グラムの高性能爆薬が爆発すれば、踏んだ人はけがをしたり、足を失う場合もある。
対人地雷の使用、貯蔵、生産および以上の禁止ならびに廃棄に関する条約(対人地雷禁止条約)が1997年9月18日に作成され、賛同する多くの国々が批准し、その義務を負っている。ウクライナは2005年にこの協定を批准したが、この国際的な協定で定められた義務を遂行していない。
こうした対人地雷は、戦場ではなく民間人に対して使われている。昨年8月、ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使は、国連の会議で地雷の見えにくさ、気づきにくさをデモンストレーションした。そして住宅地では子どもがおもちゃと間違えて拾い、被害を受ける危険性を指摘した。
関連ニュース
ウクライナ軍、対人地雷使用 露軍は負傷者を救助=米人権団体
ウクライナ軍の攻撃で民間人犠牲者4591人=露国連大使
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала