トランプ政権下の米国防総省職員も「気球」を追跡していた=マスコミ

© AP Photo米国防総省
米国防総省 - Sputnik 日本, 1920, 18.02.2023
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米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、米上空で目撃された「気球」をめぐり、トランプ前米政権下の米国防総省で働いていた数人の職員も不思議な物体を数回追跡しており、これらの物体について現在は「気球」だったと考えられているが、当時は何なのか明確にはわからなかったため、ホワイトハウスには報告されなかったと報じた。
WSJによると、国防総省はこれらの不思議な物体について報告を受けており、中国と関係があるのではないかという見方があった。機密性の高い米国の軍事施設上空でレーダーを妨害するシステムのテストをするために使用された可能性があると考えられていたという。
一方、報道によると、トランプ前政権下で発生したこれらの出来事について収集されたデータは基本的な評価に限られていたため、米指導部の間でそれ以上広まることはなかった。
これらの「気球」は、今月4日に米軍が撃墜した気球よりも低い高度でカリフォルニア、バージニア、グアムの上空を飛行したという。また飛行時間も短かったとされる。
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