メドベージェフ氏が嘲笑 独外相「ロシアは『360度』方針転換すればいい」
2023年2月19日, 12:35 (更新: 2023年2月19日, 16:09)
© Sputnik / Ramil Sitdikov
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ドイツのアンナレーナ・ベアボック外相は、開催中のミュンヘン安全保障会議内で、ロシアは「360度」方針転換すればいいと誤って発言。ロシア国家安全保障会議の現副議長でドミトリー・メドベージェフ元大統領は、結局のところ、欧州はそのような無知な人々が牛耳っているのであり、滑稽だとコメントした。
先に、ベアボック外相はミュンヘン安全保障会議のパネルディスカッションにおいて、紛争地域に兵器を供給しないという原則を放棄したドイツの例を挙げ、プーチン大統領も「360度」方針転換すれば、全世界を幸せにできるだろうと発言。ベアボック外相は「180度」と「360度」を言い間違えたとされる。
Germany's FM Annelena Baerbock says if Putin does not turn his policy around 360 degrees, then there is no way to ensure long-term peace in Ukraine.
— Hassan Mafi (@thatdayin1992) February 18, 2023
She is definitely not a bright person. 360 degrees means no change at all. Lol. pic.twitter.com/ysEmJNRl50
この発言をめぐり、メドベージェフ氏は自身のツイッターに次のように綴った。
「こんな無知な人々が欧州を牛耳っているなんて、とても可笑しい。アンナレーナ・ベアボック氏は、ロシアが立場を360度変えても構わないと言った。つまり、そのままでいいと。間違いない、幾何学の専門家さん、そうなりますよ。我々は我々の立場を貫く」
ミュンヘン安全保障会議は17日に開幕。ロシアとの対話なしに安全保障を構築し、平和を目指すことは不可能であるという多くの政治家や専門家の懸念にもかかわらず、ロシアは2年連続で会議に不参加。会議の中心テーマは、ウクライナ危機。昨年の会議で、ゼレンスキー大統領はウクライナの核兵器放棄を見直すと脅しをかけた。
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