Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

ショルツ独首相、戦車供与めぐり同盟国への不満あらわ

© Павел Бедняков / メディアバンクへ移行ショルツ首相
ショルツ首相 - Sputnik 日本, 1920, 18.02.2023
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北大西洋条約機構(NATO)が進めるウクライナへの戦車供与をめぐり、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、これまでドイツの供与決定を求めてきたのにも関わらず、積極的な供与に動かない加盟諸国の立場に不満をあらわにした。17日、英紙「フィナンシャル・タイムズ」が伝えている。
同紙によると、17日に開幕したミュンヘン安全保障会議でショルツ首相は、同盟国にウクライナへの戦車供与するよう突き動かすか記者団に問われた際、次のように述べている。

「それは私が他の国々に質問しないといけないことだ。特にドイツに動くようしつこく迫ってきた国にだ」

同紙はショルツ首相のこの言葉が、ドイツ政府の失望感、フラストレーションを示していると強調。また、同盟国からの圧力を数ヶ月にわたり受け続けた末にドイツが再輸出を認可したのに、数週間経っても積極的に供与を担っている国は多くないと指摘している。
訓練中のアメリカのエイブラムス戦車。アーカイブ写真 - Sputnik 日本, 1920, 16.02.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
「輸送、修理、燃料補給が困難」 ウクライナ軍は欧米の戦車供与に歓喜していない
欧州で普及している独製主力戦車「レオパルト2」をウクライナへ供与するには、ドイツの再輸出許可が必須だった。ドイツはロシアとの緊張激化を避けるために認可を渋ってきたが、決断力がないとして同盟国からの批判にさらされてきた。
同盟国による圧力を受けドイツは1月末、「レオパルト2」の再輸出許可を決定し、自国もウクライナへ戦車を供与すると発表した。だがその後、それまで戦車供与に積極的だったデンマークとオランダはいわゆる「戦車同盟」への参加中止を決定したと報じられていた。
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