露中関係には第3国からの悪影響は皆無 中国の王外交トップがプーチン大統領との会談で

© Sputnik / Alexei Druzhininロシアのプーチン大統領と中国の王毅外交トップ
ロシアのプーチン大統領と中国の王毅外交トップ - Sputnik 日本, 1920, 22.02.2023
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2月22日、プーチン大統領はモスクワを訪問中の中国の外交トップの王毅氏(中国外事工作委員会弁公室主任)と会談を実施した。会談でプーチン大統領は露中関係は計画通りに発展しており、新たなフロンティアに到達しつつあると評価した。

プーチン大統領は、「露中関係はこれまでの数年に計画したとおり発展していることを指摘したい。全て順次進行し、発展している。私たちは新たなフロンティアに到達しつつある」と述べた。

プーチン大統領はさらに、露中の貿易高は2024年を待たずして2000億ドル(約26兆9500億円)に達すると予測できる根拠があると指摘した。
プーチン大統領は中国に対し、国際関係がこれほど複雑な時代に共同で作業を行っていることへの謝意を表し、露中の協力は国際情勢の安定化に極めて重要な意味を持つと指摘した。
これに対して王毅氏は、露中関係は安定しており、第3国サイドからの悪影響を受けていないと語った。
王氏はまた、中国が両国および全世界の利益のためにロシアとの戦略的協力を強化する構えであることを明らかにした。
2022年の露中の貿易高は、両国間では今まで最高の1902億7000万ドル(約25兆6400億円)に達している。露日の貿易高についての記事はこちらからお読みいただけます。
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