Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
戦車「レオパルト」他、ウクライナへの武器供与状況
独は1月25日、ウクライナに自国製戦車「レオパルト2」14台を供与し、他国にも同戦車の供与を許可すると決定。ピストリウス独国防相は供与を「3月末まで」に行うと明言した。米国も同日、M1エイブラムス戦車31台のウクライナ供与の意向を表明。独の決定を待っていた英仏、ノルウェー、ポーランドが次々に「レオパルト2」の供与を宣言した。ウクライナは最初の調達で12か国から最多で140台が受領可能と踏んでいる。スプートニクはウクライナへの武器供与状況について、戦場で会する各国の戦車の性能比較をまとめた。

英紙 ウクライナ支援のためにEUが破った「タブー」とは

© AP Photo / Virginia MayoブリュッセルEU本部
ブリュッセルEU本部 - Sputnik 日本, 1920, 27.02.2023
EUがウクライナ武装に充てる資金は、もともとフランス農業支援とポーランドの高速道路建設用だった。英紙フィナンシャル・タイムズが伝えている。
ジョセップ・ボレルEU外交安全保障上級代表(外相に相当)は同紙とのインタビューで、ロシアの特別軍事作戦開始後、ウクライナに武器を購入するよう提案したところ、欧州各国には懐疑的に受け止められたが、結果的にその「タブー」は破られることになった、と語った。
ボレル氏によると、当初は誰も欧州平和ファシリティ(European Peace Facility;EPF)をウクライナ軍の資金援助に使おうとする者はいなかったという。しかしまさに「翌日、かつては仏の酪農家の補助金やポーランドの幹線道路に使われていた資金がウクライナに送られた。EPFで購入された武器は対ロシア戦で活躍した」という。ボレル氏は、この瞬間がブレイクスルーポイントだったと振り返る。同氏はまた、EPFの資金援助枠を増やすよう主張。
ウクライナのインフレ率 過去20年間で最大に - Sputnik 日本, 1920, 26.02.2023
ウクライナを待ち受けるものは崩壊か 西側の苦境と関連
一方で一部の欧州外交関係者は、ウクライナへの武器供与が「平和維持と紛争防止」というEPFのミッションに合致しているか、ウクライナ重視により、支援をしている国を無視していることにならないか、と自問を続けている。
スプートニク通信ではこれより前、 EU(欧州連合)のジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表が、ウクライナ紛争に関する国連総会の会合に出席するために米ニューヨークを訪れた後、ロシア、中米関係の緊張、世界における結束の欠如、「山積する危機」について苦言を呈したことを伝えた。
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