https://sputniknews.jp/20230307/sf-15189775.html
人間の身体に新たな部位が出現 SF的発想は数十年以内に現実に
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人間の身体に突然、3本目の手や触手や翼が生えたとしたら…。こうした考えはナンセンスだと思えるかもしれない。ところが専門家たちはすでに数十年後くらいの近い将来に実際にありえる事態だと予想している。デイリーメール紙が報じた。 2023年3月7日, Sputnik 日本
2023-03-07T04:36+0900
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英ケンブリッジ大学の認知神経科学のタマーラ・マキン教授は現代人の身体が未来化する場合、その最初の兆しは手に現れ、もう1本の親指が生えると考えている。マキン教授は20人の被験者を使い、小指の脇にロボット化した親指を補足した実験を行ったところ、人間の脳は新しい指に非常に早く慣れ、使いこなせるようになったと報告している。2本目の親指を使いこなす訓練で被験者が用いたのは圧力センサー。合計5日間の実験被験者らは目隠しをした状態でも2本目の親指を意識することなく使って、支障なくに日常生活を送ることができるようになった。実験の結果、研究者らは、人間の脳は身体に出現した余分な部位を非常に早く使いこなし、適応することができると確信することができた。2本目の親指を使う実験を成功させたマキン教授は今後、触手や翼など、人間がこれまで持っていなかった身体部位の開発に取り組もうとしている。遺伝子に変化を起こすことも人間の身体を変える別の方法だ。スプートニクは自分の身体の改造に取り組んだ元NASA職員について紹介している。関連記事
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人間の身体に新たな部位が出現 SF的発想は数十年以内に現実に
2023年3月7日, 04:36 (更新: 2023年3月7日, 05:13) 人間の身体に突然、3本目の手や触手や翼が生えたとしたら…。こうした考えはナンセンスだと思えるかもしれない。ところが専門家たちはすでに数十年後くらいの近い将来に実際にありえる事態だと予想している。デイリーメール紙が報じた。
英ケンブリッジ大学の認知神経科学のタマーラ・マキン教授は
現代人の身体が未来化する場合、その最初の兆しは手に現れ、もう1本の親指が生えると考えている。マキン教授は20人の被験者を使い、小指の脇にロボット化した親指を補足した実験を行ったところ、人間の脳は新しい指に非常に早く慣れ、使いこなせるようになったと報告している。
2本目の親指を使いこなす訓練で被験者が用いたのは圧力センサー。合計5日間の実験被験者らは目隠しをした状態でも2本目の親指を意識することなく使って、支障なくに日常生活を送ることができるようになった。実験の結果、研究者らは、人間の脳は身体に出現した余分な部位を非常に早く使いこなし、適応することができると確信することができた。
2本目の親指を使う実験を成功させたマキン教授は今後、触手や翼など、人間がこれまで持っていなかった身体部位の開発に取り組もうとしている。
遺伝子に変化を起こすことも人間の身体を変える別の方法だ。スプートニクは自分の身体の改造に取り組んだ元NASA職員について紹介している。