Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

EUでウクライナへの弾薬安定供給を阻んでいるものは何?

© AP Photo / Alex Brandon弾薬
弾薬 - Sputnik 日本, 1920, 20.03.2023
サイン
欧州連合(EU)では現在、爆薬やプラスチック爆薬、TNT(トリニトロトルエン)が不足しているが、これがウクライナへの欧州製弾薬の安定供給を阻むものになっている。英紙「フィナンシャル・タイムズ」が、関係者や市場関係者の話を引用して報じている。
欧州の当局者とメーカーの話によると、欧州各国が抱える主な問題は、本格的な武力紛争に必要とされるレベルの防衛産業の生産を確立できないことだという。
チェコ防衛・安全保障産業協会のイルジ・ヒネカ会長は、欧州では原料生産に関する大企業が不在であることから、火薬の生産量を増やすには3年程度かかると指摘している。
155ミリ弾薬を製造するチェコのエクスプロシア社もこの見方に同意している。この会社によると、2026年よりも前の段階で自社の工場の生産能力を向上することは不可能だという。
「レクレール(AMX56)」 - Sputnik 日本, 1920, 17.03.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
仏政治家が語る 仏がウクライナに最新戦車ルクレールを供与していない理由
155mm弾薬を製造するスペインのFMGのアントニオ・カロCEOは、爆薬の価格は、その不足によって以前と比べて2~3倍に上がっているという。例えば、砲弾の価格は現在850ユーロ(約12万円)だが、これはウクライナ紛争が始まる以前より20%高くなっている。
関連ニュース
濡れ手に粟 ウクライナ特需で独ラインメタルはどれだけ稼いだか
ラトビアはロシアの特殊作戦開始前にすでにウクライナに軍事支援を行っていた=カリンシュ首相
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала