独国防省、プーマ装甲歩兵戦闘車50台を発注する意向 演習中に故障したにもかかわらず

© AFP 2023 / John MacDougall独連邦軍、プーマ装甲歩兵戦闘車
独連邦軍、プーマ装甲歩兵戦闘車 - Sputnik 日本, 1920, 01.05.2023
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ドイツ国防省は、故障が多く耐用年数が短いことで知られるプーマ装甲歩兵戦闘車を、ドイツ軍に向け50台購入したいと考えているという。独紙ビルトが報じている。
同紙は「ボリス・ピストリウス国防相は、新たにプーマ装甲歩兵戦闘車の購入を希望している。昨年12月、演習中に18台の車両すべてが故障したものの、国防省は歩兵戦闘車の問題をすべて解決したと考えている」という同省関係者の話を引用している。
同紙によると、国防省は近く、プーマ装甲歩兵戦闘車50台と、NATO同盟国に販売するための追加車両150台を計15億ユーロ相当で購入する契約を軍需企業と結ぶ予定。同省は、購入費用を1000億ユーロの連邦軍特別基金から受領することを希望しているという。
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この計画は、いくつかの承認段階を経なければならず、却下される可能性もある。
先に、独軍需企業「ラインメタル」は140台以上のプーマ装甲戦闘車両を改良すると発表した。1年前、クリスティーネ・ランブレヒト前国防相は、独連邦軍で使用されている350台のプーマ装甲歩兵戦闘車のうち、半分以上が戦闘態勢にないと述べていた。昨年12月には、演習に参加したプーマ装甲歩兵戦闘車18台すべてが故障したとの報告を受け、ランブレヒト氏は同車両の今後の生産発注を完全に停止することを否定しなかった。
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